お茶の歴史
中国の歴史上で長い飲茶の記録はありますが、いつからお茶が飲まれるかについてははっきりしていません。
しかし、おおよそその時期からだろうという推測はできますし、それなりの証拠もあります。
ですので、お茶は中国から世界各地に広がったという認識は一般的であり、お茶を飲むことは中国人が発明したといいます。
飲む習慣
歴史上の文献からお茶が最初に飲まれる時期に関するセツはいくつかあります。
１．神農時期：唐朝の陸羽の著書ー「茶経」により
２．西周時期：晉朝の常キョの著書ー「華陽国志・巴志」により
３．秦漢時期：西漢の王ホウの著書ー「僮約」により
茶木発祥地
歴史が4000年あるといわれているお茶の木の発祥地もいくつかのセツがあります
１．中国西南部
２．中国四川省
３．中国雲南省
４．中国江蘇省
遺伝子の解析によって人類が世界に拡散を探る研究というＮＨＫの番組が2008年10月放送されました。
お茶の遺伝子の解析により、発祥地の特定ができるかもしれません。
飲む目的
お茶を飲む習慣に関するセツもいくつがあります。
１．お供え物
２．薬品
３．食べ物
日本伝来
お茶はいつ日本に伝わったかについてもはっきりしていません。
一般的に知られているのは薬として僧侶が使用していました。
最近の研究として奈良朝のごろに伝わった可能性があります。