茶壷の手入れ

新しい茶壷は暗く沈んだような光沢をしていますが、適切な手入れをする と、光沢が増して古さと素朴さと溶け合います。
長期間使用すると生き物のように光沢が変化していきます。

入れる

第一歩は何よりお茶を滝れることです。茶壷は気孔で温度調節をすると同時に茶の成分を吸収し、つやのある肌合いになっていきます。
頻繁にお茶を滝れることは、茶壷の光沢を変化してく効果を得られます。

洗う

入れ終わったら茶がらを取り出し、水で茶壷の内と外を洗います。壷嘴の部分に茶がらが詰まっていないか確認しましょう。
スポンジや洗剤を使って力を入れて洗わないようにしましょう。茶壷に残ったお茶の香りやツヤが洗い流されてしまうからです。

拭く

最後に茶巾で表面の水分を拭い去り、風通しのよい場所に置いて自然乾燥させヽ茶具の収納場所にしまいます。
時間のある時に取り出し、茶巾で軽くこすると光沢が出やすくなります。

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