ウーロン茶名前の由来

ウーロン茶は「青茶」とも言います。半発酵茶ですが、発明者の名前をつけてウーロン茶と呼ばれるようになったのは中国の清朝からと言われています。もうひとつの由来は生産地からといいます。

生産者の名前

清朝の時代、福建省当たりに蘇龍という茶農がいましたが、肌色が黒く別名「烏龍」と呼ばれました。烏龍はお茶の生産はもちろん狩りの名人だそうです。

ある日、茶摘み最中に通りかかった一頭のキロノバを見た烏龍はすぐさま銃で射撃しました。逃げた負傷したキロノバを烏龍が追いかけました。

やっと捕獲して家に持って帰ったのは夕方頃になり、家族全員は狩物の処理でお茶のことをすっかり忘れました。

翌日、お茶を炒めようとした烏龍は一夜ほったらかした茶葉の周りに茶色になったことに気付きました。お茶を炒めた後、室内には花の香が漂いました。

ということを「福建茶葉民間伝説」に記載されています。

その一夜ほったらかしたせいで茶葉が発酵します。

茶葉全て茶色になったのではなく、周りだけ茶色になって炒めるのは発酵止めになります。

そして半発酵茶が誕生し、その発明者である烏龍の名前をつけてウーロン(烏龍)茶と呼ばれるようになったわけです。

生産地

最も古い鳥龍茶は福建省の沙県で作られたと言われています。ここには雲 霧のたちこめる呂華山があり、遠方から眺めるとまるで黒蛇が巻き付いているように見え、 烏龍と呼ばれました。そしてその呂華山で生産された茶は、□当たりが甘く豊かな味わいだったので「鳥龍茶」と命名されました。

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