茶壷の選ぶポイント

 茶壷を選ぶ時には実用性を確認しなければなりません。

水流れ

茶壷に半分以上の水を入れて蓋を閉め、壷蓋の穴を押さえて水を注ぎます。

水は後ろに回さないか

水が後ろに回すと茶壷の密閉度がよくないです。
湯や茶葉を入れる茶壷□と壷蓋の密閉度が低いとお茶を滝れた時に広がる茶葉の香りを凝集せず、長く保ちません。

水流はまっすぐか

水を注ぐ時に、水流がまっすぐでなめらかなのがよく、水が広がってはねるのはよくない茶壷です。

壷口と壷嘴

茶壷の蓋を取り、テーブルに逆さに置いて、壷口と壷嘴がともにテーブル面についているかを確認します。

高さは同じか

壷嘴が壷□よりも高いと、茶を注ぐ時に壷□から漏れてしまいます。その反対だと湯を茶壷いっぱいに注ぎ入れる前に壷嘴からこぼれてしまいます。これらはどちらもお茶を滝れるのに適しません。

外観と匂い

外観は整っており、作りは精緻なのがよく、虫眼鏡で見ると品質の良し悪しが 分かります。
また茶壷の内部は清潔で、泥臭さや異臭がしないものがいいでしょう。

茶壷を手のひらにのせ、壷蓋で軽く上部を触れ合わせて音を聞きます
澄んだ高音がするといい土質で作った茶壷と言えます。
一方、低く鈍い音がするものは土質が劣っています。

使い勝手

持ち上げた時、重心が適度で壷把の太さや角度が邪魔にならないのがいい茶壷です。

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